北海道の道東を中心にキャンプや狩猟、有害鳥獣駆除などアウトドアで北海道を満喫したことを記録していきます。
  美味しい食べ物や一般にはなかなか手に入らないエゾシカ肉など、ハンターならではのジビエも紹介していきます。

北海道 自然満喫アウトドアライフ 

 D I Y (工作) 編

Headline 2013年1月23(水) エゾシカキャンドル 出来ました 


先週から冬休みが明けて始まった小学校

我が家の子供達もたくさんのお友達に会えて嬉しそうです。

冬休み前に息子と話していたエゾシカキャンドルプロジェクト

息子はしっかりその気でいました。

冬休み中、私が猟に出かける前の晩、

息子 『明日はしっかり鹿の脂獲ってきてね・・・』

そんなプレッシャーをかけられながらも得た鹿の脂身

とうとう実践する時が来ました。

最初は、湿式方という塩水で脂身を煮立たせて、

浮いた油をすくい取って分離させる方法に挑戦・・・しましたが、

油の溶け出る遅さに、私が待ちきれず断念・・・

その時溶け出てた油も少々ですが、冷やしてみると

臭いもほとんど無く、色も綺麗な白い油が固まっていました。

が・・・しかし、待ちきれない私は、

子供に上手いこと言って鍋に脂身を直接投入することに。

弱火でしばらく待っていると、先ほどの方法の時とは、

驚くほどの量の油が溶け出てきています。

エゾシカキャンドル


よし、この方法で油分を抽出しよう・・・

息子と油が抜けた脂身を捨て、新しい脂身をどんどん投入

娘もエゾシカキャンドル作りたいと言うので

鍋いっぱいの油を作って鍋ごと外の燻製用ドラム缶に放置しました。

エゾシカキャンドル


後日、再びキャンドル作りの再開ですが、その前に

私が気になっていることが・・・

鍋の中の油は白く固まっていますが、脂身のカスなどが気になります。

しかもカスの混じったキャンドルはオヤジの提案の手前いただけません。

工程を1日増やして油水分離方式で不純物の除去を試みます。

鍋いっぱいの固まった油を取り出し、2等分します。

その2分の1の油と同じくらいの水で油をゆでる???

それを再び屋外で冷やします。

後日、息子と確認すると・・・うまくいった♪♪♪

白い油が上に固まっており、下にはカスなどの混じった氷です。

それをパカッとはがすと、綺麗な白い油の出来上がりです。

そこで事前に子供にはどんな色のロウソクにしたいか

紙に簡単に色を塗ってもらっていました。

エゾシカキャンドル


今更ですが事前に用意していたものをご紹介

・ エゾシカの脂身
・ 完成図のデザイン
・ フレグランスオイル
・ クレヨン
・ たこ糸
・ ガラスの容器
・ 割り箸

そしてこともあろうに妻が本物のロウソクを用意・・・

聞くと、芯を流用出来る事と、

完成した100%エゾシカキャンドルだと、常温で溶けないか

心配だから混ぜた方が・・・と言うではありませんか

それを聞いた私も・・・ちょっと心配(汗)

学校の常温で息子のだけ溶けてたら可哀想です。

100%エゾシカキャンドルを目指していましたが、

小心者の私は即95%エゾシカキャンドルに路線変更です。(笑)

再び白く固まっている油を鍋で溶かし、

100均で買ったフレグランスオイル(息子が厳選!!)投入

同じく100均のアルミの容器にそれぞれがクレヨンを用意して鍋の熱々の油を注ぎます。

エゾシカキャンドル


アルミの容器ごと弱火にかけてかき混ぜます。

エゾシカキャンドル

見事に綺麗に溶けるものです。

それを子供達がデザインした順番に

これまた100均で買ったガラスの容器にそっと注ぎ込みます。

あっ、溶かしたロウソクの芯も先にガラスの容器にセットして割り箸で押さえておきます。

エゾシカキャンドル


そして静かに外へ30分ほど置いておくと・・・綺麗に固まっています。

ハイ、次は2色目を・・・3色目をと、注いで冷やして固まらせて・・・

繰り返すと、見事にロウソクの出来上がりです。

エゾシカキャンドル
エゾシカキャンドル
エゾシカキャンドル


子供達も初めて(私も初めて)動物の脂から作ったロウソクに感動です。

今回のエゾシカキャンドルプロジェクト・・・大成功ですね。

息子には学校ではエゾシカのロウソク・・・とは言わないで、

エゾシカキャンドルって言うんだぞ・・・その方が・・・

オシャレに聞こえるから・・・

どうしようもないアドバイスをした私でした。

DIYって物でもないし子供の工作の一つですがDIYコーナーに掲載します。


2013年1月23日(水) / D I Y (工作)

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